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簡単!動く!牛乳パックで「基本のからくりマシン」の作り方

おすすめの年齢:小学校低学年〜

工作時間のめやす:1時間半前後

ハンドルを回して楽しく動かせる「からくりマシン」の作り方を紹介します。

身近にあるもので簡単に作ることができるので、思い立ったらすぐに挑戦できます!

いろいろな工夫を加えて、おもしろくて楽しい作品を作ってみてくださいね。

持ち運びが簡単なのに、インパクトのある作品ができるので

夏休みや冬休みの工作としてもおすすめです!

材料

・竹串・・・12〜18cmくらいのもの:2〜3本
・ストロー・・・1本
・ダンボール
・画用紙・・・ハガキくらいのサイズ分があればOK
・牛乳パック・・・500㎖か1ℓのもの
・飾りつけ用の材料・・・画用紙、折り紙、紙粘土など

道具

・はさみ
・ボンド
・油性ペン
・コンパス(またはサークルカッターがあると便利)
・テープ
・のり(必要に応じて)

準備

・竹串→8cm、11cm、3cmの長さに切る
・ダンボール→直径5.5cm、直径3cmの大きさに切る(それぞれ2枚づつ)
・ストロー→5cmくらいの長さに切る
・画用紙→3×4.5cm、1×2cmくらいの大きさに切る(それぞれ1枚づつ)

MEMO
竹串の切り方
はさみで切るのは難しいので、はさみで”すじ”を付けて、手でポキっと折ると◎

ダンボールの切り方
適当なカップやペットボトルキャップなどで、丸い形を書いて切り取るか、
コンパスやサークルカッターを使って切り取ります。

作り方

箱を作る

牛乳パックを切る

牛乳パックを、底から7cmくらいのところで切ります。

MEMO
角を少しつぶして切り込みを入れ、そこへはさみを差し入れて切れば、
カッターがなくても比較的簡単に切ることができますよ。

牛乳パックに穴をあける

今回は、牛乳パックの切り口を正面(自分のほう側)にします。

(切り口を下にして使ってもOK)。

正面から見て、上の面と左右の面に穴をあけていきましょう!

 

上の面には、ストローが通る穴をあけます。

穴をあける位置は、面のちょうど真ん中くらいにしてみましょう。

(だいたい底から4cm、左右から3.5cmくらいのところが目安です)

 

ペンで印をしておいて…目打ちやボールペンなどで穴をあけます。

手を怪我しないように気をつけておこなってくださいね!

 

次に、左右の面に穴をあけます。穴の大きさは、竹串が通るくらい。

左右の面の穴は、面の中心よりもちょっと下のほうにあけます。

側面の角から2cmくらい、切り口から3.5cmくらいのところ。)

 

たて棒をつくる

箱ができたら、次は縦棒をつくりましょう!

丸く切ったダンボールを貼り合わせる

2枚作った直径5.5cmくらいの丸いダンボールを、ぴったり重ねてボンドで貼り合わせます。

MEMO
ダンボールには”向き”があります!
よーく見ると、すじが入ったようになっています。
そのすじが互い違いになるように重ねると、丈夫になります!
※↓の写真では、左のダンボールのすじは縦、右のダンボールは横になるようにして重ねようとしています。

ダンボールに竹串をとりつける

重ねて貼り合わせたダンボールの真ん中に、竹串を刺して

ボンドなどでまっすぐ固定します。

どの方向から見ても、竹串がまっすぐになるように注意します。

 

※竹串は、ダンボールを貫通するギリギリのところまで刺します。

 

よこ棒をつくる

次は横棒をつくります!

丸く切ったダンボールを貼り合わせる

直径3cmくらいの丸い形に切ったダンボールを、ぴったり重ねて貼り合わせます。

ダンボールのすじが直角に交わる向きで、じょうぶになるように貼り合わせましょう!


↑ダンボールの向きは”すじ”が直角に交わるように

ダンボールに竹串を通す

重ねて貼り合わせたダンボールの真ん中に、竹串を通します。

あとでダンボールの位置を調整したいので、ボンドで固定しないでおきます。

 

組み立てる

さあ、いよいよ組み立てていきますよ!

たて棒をつける

まず、たて棒を、箱の上の面にあけた穴に通します。

穴に通しにくい時は、箱を少し押し広げるようにするといいですよ。

穴の上からストローも差し込みます。

ストローは、箱の中側に1cmくらい飛び出すところで、テープやボンドで固定します。

よこ棒をつける

よこ棒は、左右の面にあけた穴に通します。

まず片方の穴に奥まで通して・・・反対側の穴にも通します。

よこ棒の位置の調整

ここで、よこ棒をくるくる回してみましょう!

よこ棒が回ることで、たて棒がくるくると回ります。

一番よく回るところを探して、よこ棒の位置を調整してみましょう!

よこ棒の位置が決まったら、よこ棒に画用紙でストッパーをつけます。

利き手と反対側に飛び出したよこ棒をはさむようにして、

1×2cmに切った画用紙を、ボンドでくっつけます。

ハンドルをつける

最後によこ棒を回しやすくするために、ハンドルをつけます。

3×4.5cmくらいに切った画用紙を、たて半分に折り、

さらに横に3等分に折ります・

3cmくらいに切った竹串の端をはさむようにして、ボンドで固定します。

あとは写真のように、箱から飛び出した横棒にボンドで固定して、ハンドル完成!

しっかりボンドが乾いたら、回してみましょう!

うまく回りましたか?

 

飾り付けをする

最後は飾り付けです!

画用紙や折り紙、紙粘土などで自由に飾り付けをします。

バレリーナや飛行機、車などなど…工夫して楽しい作品を作ってみてくださいね♪

 

うまく回らないときは

説明の通りに作ってもうまく回らないときは、以下の項目をチェックしてみてください!

  • ダンボールが牛乳パックの内側にくっついていないか?
    ダンボールが牛乳パックの内側に触れていると、うまく回りません。
    ダンボールの大きさを小さくしたり、穴の位置を調整したりしてみましょう!
  • ダンボールに竹串がちゃんと固定されているか?
    竹串だけが空回りしてしまっているかもしれません。
    ボンドなどを使って、竹串をしっかり固定してみましょう!
  • たて棒が軽すぎる?
    たて棒に”重り”をつけると、うまく回るようになることがあります。
    粘土をくっつけたりして、ほどよい重みにしてみましょう!

 

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