お絵かきや工作の楽しみがもっと広がる！
「モダンアートテクニック」の遊び方
モダンアートテクニックは、思いもよらない色や模様・形を楽しむ、
アートの表現技法のことです。
代表的なモダンアートテクニックとしては、
吹き流し（ドリッピング）
霧吹き（スパッタリング）
こすり出し（フロッタージュ）
写し絵（デカルコマニー）
墨流し（マーブリング）
型押し（スタンピング）
貼り絵（コラージュ）
ひっかき絵（スクラッチ）
はじき絵（バチック）
にじみたらし込み（ウェット・イン・ウェット）
があります。
テクニックとは言っても、どれもやり方は簡単！
絵を描くことや物を作ることに、苦手意識を持っている子にこそ
楽しみながら試してもらいたいものばかりです。
今回はこの中から、ウェット・イン・ウェット（にじみたらし込み）のやり方とコツを紹介します！
にじみたらし込みとは
にじみたらし込みとは、水や絵の具で濡らした画用紙に、
絵の具をたらしてにじませるテクニックです。
画用紙が水や絵の具で濡れているうちに他の色をたらすことで、
きれいなにじみを得ることができます。
にじみたらし込みのやり方
道具と材料
にじみたらし込みで使う道具と材料です。
＜道具＞
・水彩絵の具
・絵筆
・絵の具用パレット
・水入れ
・机に敷く新聞紙など
・汚れてもいい服（もしくはエプロンなどを付けます）
＜材料＞
・画用紙
・水
道具と材料が揃ったら、さっそくチャレンジ！
画用紙を水で濡らす
水をたっぷりと含ませた、画用紙を濡らします。
多めの水で溶いた絵の具で濡らしてもOKです。
（写真は少し分かりにくいですが、中心あたりを丸く濡らしています。）
画用紙が濡れているうちに、色水をたらす
画用紙がまだ濡れているうちに、
多めの水で溶いた絵の具をポトっとたらします。
最初に水や水溶き絵の具を塗った範囲の中でだけ、
絵の具がじんわりと広がります。
絵の具をどんどんたらしていく
同じ要領で、どんどんをたらしてみましょう。
1色でもいいですし、もちろん他の色を使ってみても。
完成！
きれいなにじみが生まれました！
このまま作品にしたり、完全に乾いた後で上から絵を書いたりしてもいいですね。
ぜひ普段の工作やお絵かきに取り入れてみてください。
モダン・アート・テクニックで遊ぼう！
コメントを残す