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「モダンアートテクニック」の遊び方
モダンアートテクニックは、思いもよらない色や模様・形を楽しむ、
アートの表現技法のことです。
代表的なモダンアートテクニックとしては、
吹き流し(ドリッピング)
霧吹き(スパッタリング)
こすり出し(フロッタージュ)
写し絵(デカルコマニー)
墨流し(マーブリング)
型押し(スタンピング)
貼り絵(コラージュ)
ひっかき絵(スクラッチ)
はじき絵(バチック)
があります。
テクニックとは言っても、どれもやり方は簡単!
絵を描くことや物を作ることに、苦手意識を持っている子にこそ
楽しみながら試してもらいたいものばかりです。
今回はこの中から、写し絵(デカルコマニー)のやり方と楽しみ方を紹介します!
デカルコマニーとは
紙などの上に塗った絵の具をペタッと写し取り、
偶然できる色や模様を楽しむテクニックです。
色が混じり合ったり、不思議な模様ができるのが楽しい!
偶然できた色や模様から、自由に発想をふくらませることができる楽しみもあります。
デカルコマニーのやり方
1、紙の上に絵の具を乗せる
画用紙などの紙の上に、ポンポンとランダムに絵の具を乗せます。
★絵の具は、チューブからそのまま出してOKです。
少し硬すぎると感じた時は、パレットなどに出して、ほんの数滴の水を混ぜて使ってみてくださいね。
水を入れすぎてゆるくなると、やりにくくなってしまいます。
2、紙を半分に折る
紙を半分に折ります。
半分に折らずに、別の紙を押し当ててもOKです。
半分に折った場合は、左右対称の不思議な模様ができますよ。
3、半分に折った紙をそっと開く
半分に折った紙をそっと開きます。
4、完成!
ランダムに乗せた絵の具から、不思議な模様が生まれました!
デカルコマニーの楽しみ方
できた色や模様を見ているうちに、色々な発想がふくらんでくるかもしれませんね。
その発想を活かして、自由にお絵かき&工作してみましょう!
たとえばこんなアイデア!
さきほどの模様、なんだかちょうちょに見えてきました。
そこで、こんな風に折り紙を貼ってみましたよ。
ぜひ偶然の色や模様を楽しみながら、色々な工作に応用してみてください!
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