対象年齢:小学生くらい〜(未就学のお子様も、保護者の方と一緒に楽しめます)
むずかしさ:★★★☆☆(ふつう)
ひな祭りの飾りといえば、お雛様が定番ですね。
でも、実はお雛様だけじゃないんです。
今年のひな祭りの飾りは、こんな素敵な
「立てかけタイプのつるし雛」はいかがでしょうか?
つるし雛は、高価なお雛様は買えないけれど、
大事なこどもの節句に、何か願いを込めたものを贈りたい…
そんな、親が子を想う気持ちから生まれたんだそうです。
ぜひ、お子様と一緒に作っていただきたい工作です!
道具
・はさみ
・サインペン
・マスキングテープやビニールテープ
・セロハンテープ
材料
・フォトフレーム・・・A5サイズくらいのもの2つ
・たこ糸・・・・80cmくらい
・折り紙・・・お好きな量(1/4サイズのものがおすすめ!)
作り方
1、折り紙で飾りをつくる
まず最初に、折り紙で飾りを折ります!折り紙のサイズは1/4サイズが良いですよ。
つるし雛の飾りには、ひとつひとつ意味があります。
その意味や込められた願いに、思いを馳せながら作ってみましょう!
いくつか動画で折り方を紹介します。(音楽が付いています!音量に注意してください…)
①梅の花
簡単にきれいな形が作れる切り紙です。梅の花をたくさん飾ると、とっても華やかになります!
色や大きさの違うものを、たくさん作りましょう。(6〜8個くらい)
梅の花は、「花のようにやさしく・可憐に育ちますように」という願いを込めてつくります。
②だるま
何度倒れてもまた起き上がる、「七転び八起き」のだるまさん。
昔から福を招く縁起物とされてきました。
折り上がったら、顔や模様も描いてあげましょう!
③犬
2018年の干支でもある犬は、子宝や、健康に恵まれるようにという願いを込めて。
魔よけや子守りにもあやかれると言われているそうですよ。
(一部カメラの位置がずれて、見にくいところがあります。ごめんなさい!!)
④いちご
かわいいいちごは、その真っ赤な色がポイント!
赤い色は、昔から魔除けの力があると考えられてきました。
折り上がったら、つぶつぶの種を描いたり、ヘタを緑に塗ったりしてみてくださいね。
⑤うさぎ
うさぎは、「素直で元気に育つように」との願いを込めて飾ります。
赤い目は、いちごと同じで魔除けになると考えられているので、ぜひ真っ赤なおめめにしてみましょう!
2、フォトフレームを組み立てる
次は、フォトフレームで飾り台を作ります。
フォトフレームは同じ大きさのものを2つ用意しましょう。私は100円均一ショップで購入しました。
まず、フォトフレームを枠だけにしましょう。
裏側から背板や透明のシートなどを全部外します。
付属品を全て外せたら、裏返しのまま2枚のフレームを並べます。
ポイントは、2枚をまっすぐ並べることと、
フレームの厚み1枚分くらい、離して並べることです。
↑の写真のように、さっき外した背板等に沿わせるといいですよ!
まっすぐ並べるのは、立てた時にガタつかないようにするためです。
並べた位置を保ったまま、マスキングテープ等で固定します。
写真は2箇所だけしか留めていませんが、3〜4箇所留めた方が安定します。
立てるとこんな感じです!
3、フォトフレームにたこ糸を張る
今度はフレームにたこ糸を張ります。
たこ糸を、フレームの端から端までの長さ+2〜3cmくらいで切ります。
本数は、フレームの大きさに合わせて調整してみてくださいね。
このA5くらいのフレームは、4本のたこ糸を張ることにしました。
タコ糸の両端を固結びします。この結び目は、ストッパーになります。
切ったたこ糸を、バランスよくフレームに張ります。
テープはさきほど作った結び目のすぐ内側に貼ってくださいね!
そうすると結び目がストッパーになって、テープから抜けてしまうのを防げます。
4、たこ糸に折り紙を貼りつける
最後に、1で作った折り紙の飾りを貼り付けます。
写真のように、飾りの裏からテープで貼っていきますよ。
5、完成!
できました!
大切なこどもへのいろいろな願いが込められたつるしびな。
ぜひおうちに飾って、ひなまつりを華やかに演出してくださいね。
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